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チラシのおもて

すきなものについて

広島ひとり旅③ ボーイ・ミーツ・みっちゃん

今日は時間がないと思っていたが色々と回れて充実したので、とっても長いです。時間がないという方は途中まで、どうぞ。色んな出会いがあった広島ひとり旅の二日目について書いていく。出来たら、これまでの記事と合わせて読んで下さい。

 

突然なのですが、昨日の夜”みっちゃん”を一目見てから、ずっと僕はみっちゃんのことを考えている。ドラマ『校閲ガール』で、菅田将暉が”えっちゃん”に恋をした様に、僕も”みっちゃん”に恋をしたのだ。そんな、みっちゃんを美味しそうだなぁ、食べたいなぁと思ってしまう変態さに自分でも辟易してしまう。しかも、結構有名な方らしくて、僕が恋をしてしまうなんてお門違いなのだと悩んだ。そろそろ変な勘違いを生みそうなので白状すると、みっちゃんはお好み焼き屋さんの名前だ。もう昨日の夜から食べたくて仕方なくて、ずっと考えていて営業時間を調べて、彼女の所に向かったのだ(擬人化にお付き合いください)。しかし23日は会えないらしく諦めた。昨日の銭湯といいピンポイントで営業してないのは運が悪いのか...。

 

そんなみっちゃんの事が気掛かりで調べてみると、他にもみっちゃん(広島に何店かある)がいて喜んだのだが、『エヴァ』で碇シンジ君がクローンの綾波レイがいる事を知った時の驚きにも近い。でも、みっちゃん(綾波)がクローンでも多少の性格や味の違いがあっても、同じ部分があるし好きになれる可能性もあるので、綾波をとりあえず味わってからでも遅くない事をシンジ君に伝えたい。何だか、ややこしくて、ごめんなさい。とりあえず次の目的地に向かい足を運んでいたので後回し。

 

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広島城へ足を伸ばした。2枚目は上からの眺め。

 

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これは広島大本営跡だ。お城も好きだが、こういう跡地も当時はこういう物が建ってたかもと想像するのが本当に楽しい。そのうち”AR”とかで可視化される様になるのかもしれないが、想像力が失われてしまいそうなので僕は賛成ではない。新しい事に触れるのはいい事だが、何かが生まれるという事は、何かを失うという事だと思う。例えばだが、観光地で自撮り棒を使い撮影する人がいるが、それによって人と人との触れ合いが減ってしまった気がするのだ。僕は”AI”とか新しい物も好きではあるのだが、本質的に大切な物とかそういうのを失ってはいけない様な気がしている。

 

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せっかくなので広島城にも入った。写真は城を守るために石を落としていた所らしい。数々の展示があって歴史好きには堪らないと思うし、その中に刀を持ってみようみたいな展示があって、またしても「うおお」などとリアクションをしていたら、おじいちゃんに話しかけられた。「すっごく重いでしょう。こんなの振り回してたなんて信じられん!」と笑い合った。後で、おじいさんの奥さんがやってきて、僕への”語り”と同じ事を彼女にも大声で嬉しそうに語った。きっと、おばあちゃんは耳が遠いのだろう。何だが微笑ましい。昨日から、やたら話しかけられるのだが、こんな触れ合いが非常に温かくて広島が大好きなった。普段は気を張っているので話しづらい人間だと自分でも思うが、はしゃいでる時は、きっと少年のままなのかもしれないなぁと思った。

 

そんなこんなで、みっちゃんに会いに向かった。ちゃんと営業しているか不安だったので安心した。昼間なので、大変混雑している。

 

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今か今かと待ちながら、この人は死ぬまでに、いったい幾つのお好み焼きをつくるんだろうかと考えていた。果てしない。

 

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 とりあえずスタンダードな感じのミックス(¥1,100)を頼んだ。うどん or そばと選べるらしく、そばにした。うどんって馴染みないけど、どうなんでしょうか。そもそも、そばが入ってるお好み焼きも、そんなに食べないので驚いた。少食なので量が多かった気がしますが、美味しかった。でも昨日のラーメンといい少し味が濃い気がします。

 

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満腹になったので、元気100倍で広島散策を再スタート。なんとなく、その地に根ざした映画館を見たいと思い見てきました。これは「夢売劇場 サランシネマ」素敵な名前です!ここが「八丁座」という映画館だと思ってたのですが、エレベーターに乗り合わせたおばあちゃんに他に映画館があるか聞いたら、「広島は沢山あるよ、あっち、右斜め、八丁座」と教えてくれたので勘違いに気づいた。(写真撮ったし気づくやろ!)

 

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事前に調べて、渋谷のル・シネマっぽい雰囲気だったのを知っていたので、なんか違うなと思ったら案の定でした。でもル・シネマと劇場内の雰囲気は似てるけどシアター番号が”弐”と買いてあったり、全体的に和な感じで良かった。昨日の夜は暇してたので、レイトで見にくればよかったなと後悔した。

 

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映画館の展示に、すぐそこがこのシーンと書いてあったので見てみた!ほんとや!ここ来なかったら気付かんかったから良かった。

 

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なんやかんやで午後13時。帰りの新幹線が17時頃なので、まだまだイケると思い「広島平和記念資料館」に向かった。教科書や『はだしのゲン』を読んで色んな事を知っていても改めて勉強になる。

 

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遺品の時計。

 

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変形したガラス瓶。

 

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原爆が投下された後の街を再現したジオラマ。長い時間、ジーーッと見つめていた。ふと周りを見渡すと、ほとんど外国の人しかいなくて僕と同じ様に、それをジーーッと眺めている。そこには色んな国の様々な人がいた。僕と同じくらいの歳の子もいたが、どんな想いで、なにを想ったのでしょうか。なんとなく海外の人と僕らは同じだと思った。同じ日本であるから多少は知ってるし、でも、どの程度って聞かれたらどうでしょう。きっと知った気になってるのだ。広島と長崎以外に住む方にとっては、知らないも同然なのではないかと思ってしまった。正直、僕は被爆者でもなければ、被爆二世でもないし、知り合いにそのような方がいいので現実味がないのだ。こうの史代さんの『夕凪の街 桜の国』では、その様な方の悩みや心情が綴られている。でも読み返してみると、所々どこか曖昧な所であってあえて描かない様な、やっぱり当事者となっていないと分からない部分があるからかもしれない。とっても素晴らしい作品だ。知るってことは重要だ。漫画でも映画でも触れてみて知る。過ちを繰り返さない為にも知るのは、とっても重要だ。

 

後、関係ない話だけど、僕と同じくらいのペースで展示物を見てる北欧系っぽい女の子がいて、なんども会ってしまうし、目があってしまったりでドキドキした。もう会えないんやろなぁとか思った僕は浮気者でしょうか。みっちゃん...。

 

色々と書きたいけど、色んな事を改めて考えさせてくれる様な所だったので一度行ってみて欲しいと思った。後、広島ひとり旅①の記事で亡くなった人の名前について取り上げたが、原爆ドーム周辺で様々な展示を通して、『君の名は。』じゃないけど、如何に「名前」が重要であるかを知った。”亡くなった人”と”名前”が一致するのって、どのくらいの労力がいるんだろう。沢山の人が亡くなって、血眼で探したのだ。なんだか想像できない。この間、祖母の家で若い頃(中高生)に郵便局で遅くまで働いていた話を聞いた。空に火の閃光だかが見えて怖くて急いで帰ったらしい。「なんで、そんな前のこと覚えてるの?」と聞くと「忘れる訳ないよ、機関銃の音とか聞こえて怖かったんだよ」と言った。『この世界の片隅に』のすずさんは生きてたら祖母と同じ90歳くらいで、そのすずさんと同じ様な体験や当時の生活の営みを、その時に沢山聞いた。信じられないが本当のことだ。最近、色々なことを知った。広島城でも、地元のお爺ちゃんが旅行中の母親と高校生くらいの女の子に「色々と触れて見てみる事が成長の第一歩だから、多くに触れてみなさい」と言っていたので僕も色々と触れてみようと思った。帰りにスタッフゥ〜(何かと話題なので使って見た。僕は大好きな芸人)が声を掛けてくれて、見所を教えてくれた。どうやら広島レストハウスという場所らしい。「どこいくの?ここ行った?どこから来たの?え、千葉?『この世界の片隅に』の冒頭に出て来たんだけど、覚えてない?じゃあ、行って見てよ』とマシンガンの様なトークで当時の話を聞かせてくれた。どうやら地下1階にいた1人の方が原発投下後に生き残ったという話らしいです。因みに原爆ドームから歩いて5分ほどの距離だ。

 

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まさか今日も幾つか、聖地を回れるなんて思ってもみなかったので話を聞いて良かった。もしかしたら僕が事前に熟読していれば更に楽しめたのか。でも情報なしでも全然楽しかったなぁ。東京の方に帰ったら改めて映画見に行かなきゃ!

 

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そういえば、一番最初(広島ひとり旅①)に挙げた「相生橋」は違くて、こっちがすずさんと周作さんが出会った所みたいです。間違えました。すずさんは、海苔を売りに広島市(?)に来てたから、そうか。調べ不足だ。あれ、嫁ぐ前はどこに居たんだっけ。帰ったら漫画読み直そう。

 

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最後に見たいと思って、昨日見に来たけど、改めて見て来た。”平和”についてとか色んな事を考えた。平和なんてと言う人がいるかもしれないが、まずは一人一人が考えてみるのが重要だ。だって世界の人々が、ここに来て同じ様な事を考え。思っていた筈なのだ。正直な所、僕はあまり上手く言語化できなかった。僕が二日間かけて見てきた物はなんだったんだろう。どういう感情を抱けばいいのだろう。そんな事ばかりが脳裏をよぎる。平和ってなんやろなぁ。

 

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対話ノートという物があり、色んな国の言葉で思いの丈が語れていた。読みづらいけど、Let's play for peace !(平和を願おう!)というのがシンプルで、とってもいいと思って、思わずパシャり。

 

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駅で買った駅弁 あなごめしを食べながら思い返し書きました。僕は普段、色んな事を考えて、いつの間にか忘れてたりするので今回の旅をブログに記しました。色んな”人”に触れて、この世界の様々な”片隅”に触れる事ができて良かった。僕は広島が大好きになったし、勝手に第二の故郷認定をしてしまいました。今とっても寂しいから、また行こう。では少しでも読んで気になったら、行ってみた下さい!読んでくれた方ありがとうございます。

 

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