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チラシのおもて

すきなものについて

『住住』が面白かったら『ウレロ☆未確認少女』も是非。

ひたすら駄弁ってる様な作品て面白いなぁ~と最近思う。此元和津也の書く『セトウツミ』が映画化されて僕も見ましたが、もうただただ至高の時間に思えたし、何気ない会話にこそ"可笑しさ"や"愛おしさ"が詰まっている様な、そんな感慨すら抱いてしまう。僕の偏愛する監督のクエンティン・タランティーノの映画でも、そんな何気ない会話がひたすらに繰り広げられるのが最高に愛おしい。今回は、そんな"ただ駄弁るだけの愛すべきドラマ"に加わりそうな『住住』について書いていく。『住住』の話に入る前に、ちょっと違う作品について取り上げます。


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まず『住住』を見るにあたってキャストやスタッフを調べてみた。脚本にバカリズムさんとオークラさんが関わっていて、まず僕はテレビ東京の『ウレロ☆未確認少女』といった「ウレロ☆シリーズ」を思い浮かべました。テレ東の番組などをよく見る人にとってはお馴染みの佐久間宣行を演出に置き、バカリズム劇団ひとり東京03、そして(元ももクロの)早見あかりが出演している。タイトルの未確認少女というのは劇中に出てくるアイドルの事で、その歌声を"ももいろクローバーZ"が担当しているし、早見あかりが出ているしで、当時はモノノフだった僕は、これを見ない訳にはいかなかったのだ。劇中に流れるアイドルが歌う「We are UFI!!!」は謎のアイドルと言いつつ、歌詞からは完全に"ももクロ"っぽさを感じさせるし、脱退した早見あかりと、このドラマを通して共演している事に感動すら覚えた。ただ偏見かもしれませんがドタバタした感じのこのドラマは、まさに「テレ東」的な番組であると思った。ちょっと揶揄した感じに聞こえてしまったかもしれませんが、お時間があれば見てほしい傑作ドラマだと思っています。最近のは面白くなくて見ていないのと、あまりこれが好きだってオススメした事ないのですが、いい機会なのでオススメします!確か主題歌は何かと、ももクロと関りがある(今は知らないですが)在日ファンクが担当している。



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ドラマの概要―
「住住」はバカリズムが原案・脚本を担当する作品で、テーマは「芸能人の私生活を妄想」。バカリズム、若林、二階堂が本人役で登場し、彼らがもし一緒のマンションに住んでいる仲良し3人組だったらという設定のもと、ストーリーが展開する。


そんな「テレ東」的な番組とは裏腹に、とってもユル~い感じのドラマでビックリした。先ほど上げた『セトウツミ』的な作品に近い緩さというか、それを生み出すのが会話の中の"間"であるように感じられた。というかバカリズム、オードリー若林、二階堂ふみが本人を演じるというのは非常に面白いし、"ドラマ"と"ドキュメンタリー"の境界にあるような感じで、虚構と現実が入り乱れた作風を描くキアロスタミの映画的な要素を感じさせる。時々、会話の中で黙り込む"間"が生まれるのが非常にリアリティを生み出している気がして、ウレロ☆シリーズではとにかく「テレ東」的な騒がしさを象徴している忙しない"言葉の応酬"が本作には描かれておらず、非常に毛色の違う作品に仕上げてきたなぁと思ってしまいました。しかし本作『住住』は、とにかくバカリズムと若林がボソボソと喋るだけのドラマなのですが、時折、二階堂ふみちゃんの屈折した感性を垣間見た時に「テレ東」的な要素を感じると僕は「これを待っていた」とばかりに嬉しくなったりと凄く楽しめた。ほとんど動かない会話劇なのですが、二階堂ふみちゃんが"変な行動"をしてはトイレにいったり、ご飯食べに家に帰ったりして、その"間"に男性陣二人が「あれ、やばくね?」って話すところが非常に可笑しくて、愛らしいのである。バカリズムが、若林に対して「1時間くらい前にパン1個だけ食べるのおかしくね?お前そういう所あるよね」みたいな、どうでもいい会話が延々と繰り返されるのですが、「あっ、僕も夕ご飯前に腹減ってパン1個食べるわ」とか、そういう何気ない生活のズレみたいな物は視聴者に共感を抱かせるし、そういう生活の中の何でもない物を"笑いに昇華"させているのが、とっても楽しいと思った。僕的には、今期のドラマのダークフォースだと思っているので、是非ともご覧いただきたい。後、主題歌が以前ブログでも取り上げた「Enjoy Music Club」でキャッチアイのイラストも「ボブ a.k.a えんちゃん」が担当していて、色んな好きが溢れた作品だ。特に二階堂ふみ様が好きな訳だけども...笑



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