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すきなものについて

絵本書評エッセイ『あのとき、この本』。

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早速ですが、思い出の絵本や好きな絵本はありますか?多分、誰もが小さいころに「読み聞かせ」で読んでもらったりしたのではないでしょうか。僕は小学生の頃の昼休みに「読み聞かせ」を聞くのが大好きだった。近所のおばさんがやってきて最後に"さよなら あんころもち またきなこ さようなら"と毎度歌うのですが、調べてみたら『さよならあんころもち』という歌らしい。とってもシンプルで微笑ましい曲である。数多くの絵本を読んできたが、その中でも『もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう』が大好きだった。リンク先で全ページ読めるみたいなので気になったら是非。


www.ehonnavi.net


この本について思い出したエピソードがあるのですが、小学校の頃からの同級生に「もっちゃん」というあだ名の友達(高校まで一緒)がいて、その子に対して"もっちゃん もっちゃん もうもっちゃう"とか言ってからかっていたのを思い出しました。今思うと、とっても幼稚だし、本の内容もトイレに行きたいけど、なかなか行けなくて"あ~漏れちゃう"っていう下らない内容なのに、当時の僕は何をそこまで惹かれたのでしょうか...(笑)今回は1つ前のブログで少し触れた『あのとき、この本』という絵本書評エッセイについて、もう少し詳しく書いてみようと思います。


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基本的には全ページ見開きで谷川俊太郎さんや恩田陸さん、吉田戦車さんなど、数々の著名人が自分の幼少時を思い出したりして好きな絵本について寄稿しています。で、左の"片隅"に、こうの史代さんの四コマ漫画が添えられています。とっても可愛いし、『この世界の片隅に』を見て気になった人には、オススメです。結構、こうのさんの作品は似てる女の子が主人公である事が多くて、今回のもそうで「すずさんが、もし現代の女の子だったら」と想像しながら読むのも楽しいと思います。


アボカド・ベイビー

アボカド・ベイビー


何となく読んでて気になったのが翻訳家の青山南さんが紹介していた『アボカド・ベイビー』という絵本。ジョン・バーニンガムさんが著者で、紹介している青山南さんが翻訳を担当されているみたいです。内容は「何も食べたがらない赤ちゃんに、母さんは困っていました。ある日、アボカドを食べさせてみると……。痛快ユニーク絵本。」という非常に気になるあらすじ。どうなってしまうのでしょう。タイトルも秀逸で面白い(笑)


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後、とっても気になっているのが、柴田ケイコさんの『おいしそうなしろくま』。僕のバイト先の書店員さんに凄く天然でおっとりして可愛らしい方がいる。10歳歳上には見えない程に若々しい。そして、この人は書店員歴が13年であるのに全く本を読まないという変わった方なのである。「小説が駄目なら絵本どうですか?」とオススメしたら、この『おいしそうなしろくま』を買ったらしく気になっているのだ。なんちゅうユル〜いチョイス!


アライバル

アライバル


大人向けの絵本だと、ショーン・タンの『アライバル』が素晴らしいので是非とも読んでほしい傑作です。むぅ、読んでいたら色々と気になってしまったのでアルバイト先の書店辞める前に色々と買っとこ~。そして前回から始めた4コマ漫画ですが、第2話は『サウナ』です。主人公を少し僕の髪型に寄せたのと、知らず知らずのうちに安村風なノリになってしまったのがショックや・・・(ちょっと下品だと思ってるので絵本と一緒に載せたく無かった(笑))。たった4コマで30分くらい掛かってるのですが、本物の漫画家さんは比べ物にならないくらい大変だと思う。それに比べて僕は4コマなので出来るだけ毎回載せられたらいいなと思っています。





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中条あやみさん大好きなのです。アナザースカイでのオン眉も最高やった。