チラシのおもて

すきなものについて

森見登美彦

熊倉献『春と盆暗』と森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』 愛すべき盆暗の話。

早速ですが、盆暗とは何ぞやという方に、盆暗についての解説を引用したので見てほしい。 『ぼんくら』の解説― ぼんくらとは盆暗と書く賭博用語で、盆の中のサイコロを見通す能力に暗く、負けてばかりいる人のことをいった。 ここから、ぼんやりして物事がわ…

森見登美彦『夜行』と古書店街。

11月頃から念願叶って紀伊国屋書店でアルバイトを始めた。でもアルバイトであるので、思い描いていた様な書店員っぽい業務に携われない事と、かなりネチネチと僕の接客態度に難癖を付けられる為に始めたばかりの頃は本当にストレスで参ってしまった。ようや…