チラシのおもて

すきなものについて

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『天元突破グレンラガン』好きなシーン・ベスト3

『交響詩篇エウレカセブン』を超えるかもしれない傑作が『天元突破グレンラガン』である。今思えば中高生の頃は、ひたすらにロボットアニメを漁っていた気がする。ガンダムシリーズは、ほぼ見ているし『トップをねらえ!』、『コードギアス 反逆のルルーシュ…

『AAAH! ゾンビーズ!!』に見る自己と他者。

知り合いの方はしっているかもしれませんが僕は部類のゾンビマニアで、ゾンビ映画を卒論の題材として書き上げた。そんな僕がオススメしたいゾンビ映画を今回は紹介していきます(今まで、何故か書かなかった)。数あるゾンビ映画の中でも僕は『AAAH! ゾンビ…

絵本書評エッセイ『あのとき、この本』。

早速ですが、思い出の絵本や好きな絵本はありますか?多分、誰もが小さいころに「読み聞かせ」で読んでもらったりしたのではないでしょうか。僕は小学生の頃の昼休みに「読み聞かせ」を聞くのが大好きだった。近所のおばさんがやってきて最後に"さよなら あ…

ブログで4コマ漫画の連載を始めようと思う。

最近、漫画をよく読むので書いてみたくなった(笑)でも長編とかは、きっと描けないと思ったので『あのとき、この本』という絵本書評エッセイがあって、こうの史代さんが4コマ漫画を載せていて「これなら書けるかも!」と根拠のない自信が芽生えた為に始め…

『住住』が面白かったら『ウレロ☆未確認少女』も是非。

ひたすら駄弁ってる様な作品て面白いなぁ~と最近思う。此元和津也の書く『セトウツミ』が映画化されて僕も見ましたが、もうただただ至高の時間に思えたし、何気ない会話にこそ"可笑しさ"や"愛おしさ"が詰まっている様な、そんな感慨すら抱いてしまう。僕の…

熊倉献『春と盆暗』と森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』 愛すべき盆暗の話。

早速ですが、盆暗とは何ぞやという方に、盆暗についての解説を引用したので見てほしい。 『ぼんくら』の解説― ぼんくらとは盆暗と書く賭博用語で、盆の中のサイコロを見通す能力に暗く、負けてばかりいる人のことをいった。 ここから、ぼんやりして物事がわ…

ポップカルチャー日記・映画編(2017年1月)

何だか暇だったので髪を切るついでに、今日は自転車で10分くらいの近所のお風呂 - 南増尾健美の湯に行ってきた。ちょこちょこ来てるけど、以前広島で銭湯に行った時に”ちんこ”が小さいから好きじゃないと書いたが、それでか普通のお風呂だけサーっと入って…

『この世界の片隅に』を通して見る”過去”と”今”②

2016年のNo.1映画として選んだ『この世界の片隅に』を新宿ピカデリーで見た。僕は本作を見るのが公開日ぶりの2回目だ。やっぱり広島に行ってみて見返したくなってしまった。女優の”のん”がヒロインの声優を務めるアニメーション映画『この世界の片隅に』は、…

『この世界の片隅に』を通して見る”過去”と”今”①

婆ちゃんに広島のお土産を渡してきたついでに色んな話を聞いてきた。戦時中とか、昔の事。婆ちゃんは広島の人間ではないけど、その時代を生き抜いた人なので、とても貴重な話だ。当時を覚えている方の話って、どんどん聞けなくなってしまう気がするので、こ…

佐藤智一『17歳のチズ 上』古地図の魅力。

広島から無事に返れて一安心。大体、旅行に行くとレンタカーぶつけて10万円払ったりだとか、財布を盗まれるだとか、何かしら起こってしまうのですが、何事もなく帰れたし楽しかった。朝起きたら、「あぁ、帰ってきたんだ」と寂しい気持ちになって泣きそうに…

広島ひとり旅③ ボーイ・ミーツ・みっちゃん

今日は時間がないと思っていたが色々と回れて充実したので、とっても長いです。時間がないという方は途中まで、どうぞ。色んな出会いがあった広島ひとり旅の二日目について書いていく。出来たら、これまでの記事と合わせて読んで下さい。 突然なのですが、昨…

広島ひとり旅② 銭湯の話とか。

gennkissu.hatenablog.com 前回の続きですが、4〜5時間歩き続けて汗をかいたので、呉にある大和温泉物語(呉市の健康ランド)【スーパー銭湯広島県検索】へ行って、ひとっ風呂浴びてきた。正直、僕は”ちんこ”が小さくて恥ずかしいので同性同士でも裸になるの…

広島ひとり旅 ①『この世界の片隅に』の舞台・呉市

いま広島にいます。特に目的はなく森見登美彦さんの『夜行』と『この世界の片隅に』を見て、ただ行ってみたくなったのです。ファンが迷惑を掛けているみたいな噂をTwitterで見たので聖地巡りとかする予定はありませんでしたが、事の成り行きでする事になった…

20 Best Movie of 2016.

この時期になると雑誌「映画秘宝」にてベスト&トホホ10と題して優れた映画と惜しくも刺さらなかった映画が評論家や著名人たちによって選ばれる。僕はTwitterで毎年の様に、年間の映画ベスト10と題して順不同で作品を挙げている。今年はブログを始めたのでTwi…

岸政彦『断片的なものの社会学』とドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』

社会学という言葉を聞いて何を思うだろうか。一般的に社会学(sociology)は、社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム(因果関係)を解明するための学問であるとされている。ちょっと小難しい事の様に聞こえるが、これが本当に本当に面白い。…

きらたかし『ハイポジ』が最高に青春だった。

僕は女子高生が大好きだ。誤解を招く言い方かもしれないが制服が可愛くて可愛くて、青春で、最高で、僕が着たいくらいであるのだが、それは恥ずかしすぎるので無理だ。巷でセーラー服を着たおじさんが話題になっていたりする訳だし着れるかもしれないが、そ…

ダルデンヌ兄弟『ある子供』と虐待問題について。

ゼミの友達が「虐待」についてを題材に卒業論文を書いていて言いたい事は分かるけど、あまり上手く言語化し伝える事が出来ていなかった様に思える為、僕なりに虐待について思った事を書きたいと思った(皆の卒論に突っ込み入れたい気持ちもある。というか発…

うつ病になった僕が田中圭一さんの『うつヌケ』を読んだ。

僕がブログを始めた最初の記事で、ちょろっと触れたのですが、僕は”うつ病”でした。いや正確にはカウンセラーや病院に行って診察を受けたわけでは無いので確かではないのですが、うつ病に近い状態だった。僕にとって初めて人を、本当の意味で好きになったと…

森見登美彦『夜行』と古書店街。

11月頃から念願叶って紀伊国屋書店でアルバイトを始めた。でもアルバイトであるので、思い描いていた様な書店員っぽい業務に携われない事と、かなりネチネチと僕の接客態度に難癖を付けられる為に始めたばかりの頃は本当にストレスで参ってしまった。ようや…

くるりの好きな曲 1回転目

『カルテット』に興奮してしまった為に眠れなくなってしまったのでブログを書くことにした。ブログを見てくれた高校時代の友人に「くるり岸田繁について」とかリクエストを頂いたし、僕が愛してやまない物であるので色々と語っていきたい。正直言うと音楽的…

TBS火10ドラマ『カルテット』第1話

本当に制作発表から待ちかねた坂元裕二の脚本によるドラマ『カルテット』。坂元裕二のドラマでお馴染みの満島ひかりに加え、常連になってきた高橋一生の出演、以外にも初出演の松たか子と松田龍平。この四人の化学反応がどう作用するのか考えただけでも興奮…

『リトルウィッチアカデミア』と『映像研には手を出すな!』を見ました。

今期のアニメで唯一見たいと思っていたのが、株式会社トリガーが制作した『リトルウィッチアカデミア』だ。『新世紀エヴァンゲリオン』や『トップをねらえ!』を生み出したガイナックスというアニメーション制作会社から独立したアニメーション演出家の大塚…

読書始めは恩田陸『蜜蜂と遠雷』。

読書始めは何にしようかと迷い直木賞候補に挙げられていた恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を選びました。カバーを外すとピアノを想起させる黒い装丁が現れ、手触りまでピアノの様であるし、ページをめくるとまず登場人物たちがコンクールに出場する際に選曲した…

ブログはじめました。

散歩をしながら、見た映画や本の事、色んな事を考えていたらブログを書きたくなった。以前、好きな事を自由に書く場所として「チラシの裏」というタイトルでブログを始めたが、あまりにも続かなかった。 チラシの裏とは、紙広告(チラシ)の裏側の事。裏に何…