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チラシのおもて

すきなものについて

『リトルウィッチアカデミア』と『映像研には手を出すな!』を見ました。

今期のアニメで唯一見たいと思っていたのが、株式会社トリガーが制作した『リトルウィッチアカデミア』だ。『新世紀エヴァンゲリオン』や『トップをねらえ!』を生み出したガイナックスというアニメーション制作会社から独立したアニメーション演出家の大塚雅彦今石洋之、制作プロデューサーの舛本和也の3人が2011年に設立したのがトリガーである。因みに僕が愛してやまないアニメ『天元突破グレンラガン』に関わったスタッフでもあり、否が応にも彼らが紡ぐ歴史を追わなければならないのである。もう一つ情報を付け加えると、『エヴァ』、『グレンラガン』、『フリクリ』のメカニックデザインや作画を担当した吉成曜が本作には参加していて、これは見ない訳には行かないと思った。


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あらすじ―
幼い頃に見た魔女・シャイニィシャリオのショーで魔法の魅力に取り憑かれて、ヨーロッパの伝統ある魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学したアッコ。しかしいまだホウキにも乗れないどころか、授業でも勝手なことをして騒動ばかり起こしている。


魔法使いにあこがれた少女が魔女学校に入り成長して行くという王道物になっている。猪突猛進タイプの主人公アッコと眼鏡を掛けた冷静なロッテ、ちょっと変わり者のスーシィの三人組が主役のドタバタコメディという感じだ。本作と一緒に取り上げたい作品がスピリッツで連載している大童澄瞳*1さんの『映像研には手を出すな!』である。


映像研には手を出すな! 1 (ビッグコミックス)

映像研には手を出すな! 1 (ビッグコミックス)

アニメ制作×女子高生、青春冒険譚!

アニメは「設定が命」の浅草みどり、カリスマ読者モでアニメーター志望の水崎ツバメ、金儲けが大好きな美脚の金森さやかダンジョンへ、戦場へ、宇宙へ--想像の翼を広げて、電撃3人娘が「最強の世界(映像)」を創り出す!


こちらも少し風変わりな三人組が主役で、正直めちゃくちゃ面白かった!作者のTwitterを覗いたらメカの作画はしたこと無かったとあるけど、凄い勉強したのが伺える。作中に出てくる戦車なんて"ボトムズ"っぽかったりするしメカ好きにもおススメしたい作品かもしれない。なぜ、この作品を『リトルウィッチアカデミア』と一緒に取り上げるかと言うと、そもそも『リトルウィッチアカデミア』は「アニメミライ」というアニメーター育成プロジェクトの"新人育成"というテーマで作られた作品であり、監督の吉成は本作の着想について、「新人アニメーターの話を別のものに置き換えできないか」というアイデアを元に、「新人アニメーターが、深夜枠の魔女っ子アニメに憧れて来ました、みたいなノリ」をテーマに本作に着手したとされている。

この様に『リトルウィッチアカデミア』の魔女を目指す三人組というのは、新人アニメーター三人組を換喩化した物であり、描き方は違えど根本的な部分は『映像研には手を出すな!』における新人アニメーターの成長期と近い物ではないのかなと思った。(アニメ描きながらファンタジーの世界に行ってしまうから一緒かも...笑)

今回二つの作品を見て、僕は物語における三人組の話というのは凄く面白い物が多いかもしれないなぁと思った。小さいころに見た『ズッコケ三人組』や『忍たま乱太郎』も、まさしくそこに分類される。"三人寄れば文殊の知恵"という諺がある様に、一人一人に欠点があっても三人で力を合わせれば何とかなる物だという、日本人的な教育に基づいた物を反映させてるような気がしなくもない。そうじゃないにしろ、僕がもし物語を紡ぐとして色んな性格の登場人物を出すって考えた時に二人だと少し少ない気もするし、四人だとちょっと多いから、三人がちょうどいい気がする。もう何か色々と語りたすぎて、どこから語ればいいのか分からない。多分、トリガーの作品が好きな人は『映像研には手を出すな!』は絶対に面白いと思うので、とりあえず読んで欲しい。1話が無料みたいなので騙されたと思って、どうぞ。


*1:1993年生まれって僕より1個上!!凄い才能!!!