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チラシのおもて

すきなものについて

きらたかし『ハイポジ』が最高に青春だった。

僕は女子高生が大好きだ。誤解を招く言い方かもしれないが制服が可愛くて可愛くて、青春で、最高で、僕が着たいくらいであるのだが、それは恥ずかしすぎるので無理だ。巷でセーラー服を着たおじさんが話題になっていたりする訳だし着れるかもしれないが、それは僕の制服への愛がセーラー服おじさんには到底及ばないって事を理解してほしい。というか生温い覚悟で着ちゃいけないのだ。だって、だって、もしかしたら職質されて逮捕されるかもしれないから...!そんな愛すべき制服を否定するかのような曲が秋元康の作詞でありAKB48の『制服が邪魔をする』である。それが歌詞に現れている気がした。

なんで渋谷は夜になるのが こんなに早いの?
ちょっと会っただけ 2人普通に学校帰り
あっという間に門限近くのゲーセン
だって恋の始めは いろいろあるから

あなたは「帰ろうよ」っていい人ぶって言うけど
本音は違うでしょう? ねえ どうするの?
制服が邪魔をする もっと自由に愛されたいの
どこかへ連れて行って 知らない世界の向こう


青春の一部には間違いないのだが、「渋谷」という立地であるのと、夜に「ねえ どうするの?」と女の子が聞いたりするのは何だが不純な物であると感じる。冒頭で制服への愛を少し語ったか、僕が思っている青春と制服の煌びやかさとか、そんな物を微塵も感じられないのが『制服が邪魔をする』だ。それに相対する曲が松田聖子の『制服』であって、少女が卒業証書を胸に抱き、”卒業”を目前に制服を脱ぐという意味を理解するのである。なので制服には思いが詰まってる物だからオークションとかで売らないで大切にして欲しいのだ。では今年から漫画アクションで連載が始まった、きらたかしさんの『ハイポジ』について書いていきます。おい、駅のホームでジャンプ読んでる君!君だよ君、きっと僕の友達!


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あらすじー
妻に離婚を切り出され、会社もリストラされてしまった46歳の中年男性を描く物語。希望もなく毎日を過ごす彼は、ある日訪れた風俗店で火事に巻き込まれ気を失ってしまう。命を落としたかに思われた彼が目を覚ましたのは、30年前の高校時代で……。


いきなり風俗に通う中年男性の描写で始まるのだが、これが最高に青春だった。中年男性の妄想の様であるが、大学生の僕にとっても高校時代という手を伸ばしても届かない”青春”が羨ましくて堪らないので、これは青春が一度は過ぎ去った人たちに送る最高の青春グラフティなのである。とっても楽しみにしている三浦直之さんという方が主宰している"ロロ"で高校時代を描いたが演劇を上演しているのだが、「まなざし」がテーマにされていて、『ハイポジ』でもそんな「まなざし」によって青春が復活するのである。それは主人公が目を覚ますと「まなざし」の先には高校時代に好きだった女の子が1ページにデカデカと描写される所からも感じられた。もう、すげードキドキが止まらなくなった。主人公の中年男の妻も同じ高校なのであるが、そんなに眼もくれず好きだった本命の女の子”小沢さつき”を「まなざし」で変態さながらに追って追って追いまくるのである。1話から飛ばしすぎだ。これが好きな女の子に対する男の性なので、ブログを見てくれた女性には男心を少しでも理解して欲しいと思う。

小沢さつきの”さつき”と聞いて青春の一部ジャンプを読んでいる読者は思い出さない訳がない。『いちご100%』のメインヒロインの一人である”北大路さつき”だ。『いちご100%』を語りだしたら誰が好きだとか言う話で長くなるので、また別の日に書く予定にしておく。僕的には『いちご100%』は”西野つかさ”なんだけど、最近好きになった乃木坂46の”西野七瀬”を連想せずにはいられない。思った時には写真集をamazonで注文していたし、西野七瀬さんが好きな漫画『子供はわかってあげない』も気づいたら僕の手元にあるのだ。これについても改めて感想を書こう。また脱線しそうになるが、こうやってカルチャーとカルチャーが繋がり合う楽しさが本当に堪らないと僕は思う。

で、こんな事を書いていて思うのが青春って「まなざし」と「繋がりたい」で出来ているのではないか。またまた西野七瀬さんの話になってしまうのですが(ガチ恋ではなく可愛いなと思うくらいなので勘違いしないで欲しい)、好きになった子を自然と「まなざし」で追ってしまうって当然だし、僕が西野七瀬さんの漫画を買ったみたいに好きな子の好きな物を知ろうと「繋がりたい」と思うのは青春にとって切り離せない物であるのだ。そんな「まなざし」と「繋がりたい」が描かれているのが『ハイポジ』なのだ。第1話の後半で「まなざし」で追って眺めているだけではダメだと、「繋がりたい」という一心で小沢さつきに声を掛けるという暴挙に出るのだ。「なにを聴いてるの?」と、さつきに問うと無言で片方のイヤホンを微笑みながら差し出してくれるのだが、その「まなざし」と「繋がりたい」が交じり合い勇気となって「僕」と「君」を音楽だけで繋げてしまうという多幸感。もう堪らなく青春で傑作認定してしまった。後半数ページの独白も青春で青春だったので、とにかく青春が好きな人は読んでみて欲しい。

あの頃の俺ができなかったことをしてやろう

その時イヤホンから聴こえてきたのは中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」だった


翼の折れたエンジェル」は知らなかったので聞きながらブログを書いているのだが、流れでプリプリとか聞き出したら止まらなくなった。如何にも80年代っぽい曲で懐かしさ溢れて何だか寂しくなったのでリアルタイムに80年代が青春だった人たちってどう見るんだろうって気になった。ファッションとか映画とか80年代ブームが最近来ていて、コレだって言葉が見つからないのですが80年代には現代には失われた”何か”があるよね。僕なんてVHSとかカセットテープとか集め出しちゃってるもん。テープの回る感覚とか大好きで、テープを巻き戻しながら80年代に戻らないかなぁとか思いながら一人で切なくなって浸ってしまうのだ。去年公開したリンクレイターの『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』とかも最高でカセットでサントラ買ってしまったなぁ。と、色んな方向に飛んでしまって申し訳ないのですが、高校時代に付き合ったりした事がなかったから制服デートとか本当に憧れで死ぬほど羨ましい。とってもとっても戻りたくなるけど、いつまでも後ろを向いては行けないのだ。まだまだ人生は青春で僕らには出会いが待っている。



実はジャンプの漫画を題材にブログ書きたいなと思い偏愛する仲間りょうの『磯部磯兵衛』についてのブログを書いたのですが、あまりにも下らない下世話な物になってしまったので消した。”候”と”早漏”がどうとか書こうとしてたので消した。だから『いちご100%』にして良かった...。